患者さんからよくあるご質問をQ&A形式でお答えします。
ご不明な点がございましたら、まずはこのページをご覧ください。
よくあるご質問一覧
A
膝に水(関節液)がたまるのは膝に炎症があるからです。水は炎症の産物で正常な関節液ではありません。
たまった炎症性の関節液を放置すると関節組織に有害です。
医師が必要と認めれば関節液は抜き、適切な治療をすることにより、炎症が治まり水は溜まらなくなります。クセにはなりません。
Q
レントゲン検査でX線をあまり撮るのは体の害になるのでは?
A
地球上の自然環境の中でX線は常に存在していて、我々人間はそこで普通に生活しています。
レントゲン検査で使用されるX線は自然界に存在する量と比較して、かなり少ない量なので 心配ないです。
Q
鎮痛剤は単に痛みを軽減するだけで治療でないのでは?
A
痛み止めは正確には消炎鎮痛剤といって、痛みを抑えるのと炎症を抑える作用があります。
炎症を治す治療として必要です。
ただ人によって胃腸障害やアレルギーもありますので、症状の程度により様々な消炎鎮痛剤が 処方されます。
Q
加齢現象は治らないので、痛みはどんどんひどくなるのでは?
A
加齢現象で変化した骨や軟骨は、今のところ現在の医学では元へは治せません。
しかし症状は適切な治療をすることにより消失したり、緩和することが出来ます。
A
下肢に来ている神経は腰(腰椎)から出ているため、腰椎の病気が原因で下肢のシビレが生じている場合が多いからです。
Q
肩甲骨や背中が痛いのは頚が悪いと言われた。なぜ?
A
関連痛といって、痛みの感じる部位と原因部位が異なることがあります。腰が悪くて臀部が痛いのと同じです。
Q
70歳なのに五十肩と言われた。高齢者でも五十肩になるの?
A
50歳ぐらいになると肩の炎症が起き易くなるので五十肩と言うので、加齢が進めば余計、いわゆる五十肩になり易くなります。
Q
骨粗鬆症は加齢減少だから治療してもしょうがないのでは?
A
確かに骨粗鬆は加齢現象です。以前は仕方が無いものと考えられてきました。
しかし最近は骨量を増やす薬も出来てきて、骨折予防に治療が大切と言われています。
Q
痛風発作が治まったのに、痛風の薬は飲み続けなければならないの?
A
痛風の原因は血中の尿酸値が高くなるためで、通風の人は体質で尿酸が高くなりやすい ので、尿酸値を下げる薬を止めると再び痛風発作が起こります。